いわて哲学カフェ

「てつがく」することを「楽しむ」ために

人見知りの方もご安心を、哲学カフェの基本的な流れのご紹介

イベント情報をWebで見ていたら、

「イベント自体は」面白そうだけど

「実際に参加するとなると」不安、

という事がよくあります。(少なくともブログ運営者には)

 

「見ず知らずの人たちの集まりに入っていくの怖い…」と言う方も

いらっしゃるかも。

 

そこで、哲学カフェを体験したことのない方へイベントを‘可視化’するために、

基本的な哲学カフェの流れ等をご紹介します。

 

…と言っても別に大したことはない、のですが。

 

まずは受付。

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お申し込みのお名前あるいはハンドルネームを主催者へお伝えください。

そして、参加費500円(高校生以下の方300円)をお支払い下さい。

(※参加費は開催場所の使用料等で多少変動しますが、

基本的に500円で考えております。)

 

「対話」という事で、円形に椅子を配置しておきますので、

お好きな所にお座りください。

(※これも開催場所によりますが、

2018/12/22(土)のアイーナさんでの開催ではそうする予定。)

アンケートをお渡ししますので、それに記入しつつしばしお待ちください。

ちなみに、どこでこのイベントをお知りになったか等を問うもので、

個人情報はお尋ねしません。

 

そして「哲学カフェ」開始。

まず、哲学対話の基本的なルール説明があります。

複雑なことはありません。

原則三つのルールです。

簡単に言えば

ア、挙手して、司会者に当てられてから発言。

イ、人の話は最後まで聞く。

ウ、専門用語禁止。

 

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偶に驚かれるのですが、哲学カフェには「自己紹介」がありません。

なぜなら、対等な対話を行いたいので

参加者の方々の肩書等は伏せたままにしておきたいからです。

 

そのような主催者の意図とは別に、

自己紹介などをするのが苦手、という方には参加しやすいポイントかもしれません。

(含む、ブログ運営者)

 

いよいよ対話開始…しかし「対話」と言うだけあって、

普通の日常会話とは少し異なります。 

発言したい方が手を挙げて、

司会者に当てられれば発言が可能となるのです。

 

これも参加しやすいポイントで、

一般的な集団でのコミュニケーションだと、

「自分が話すタイミング」を図らなければなりませんが、

哲学カフェでは、手を挙げてもらえさえすれば

発言の機会は確保されます。

 

また、発言を強要される事はありません。

話を聞くだけで自分自身であれこれ考えてみる、という参加の仕方もアリです。

 

対話が終わればアンケートを提出して頂いて即時解散。

何かまだ話し足りたい事があれば主催者へお声掛け頂ければ、

開催場所の使用時間制限に達しない限りはお伺いします。

 

以上です。

少しは参加のイメージを掴んでいただけたでしょうか。

 

ブログ運営者が大阪にいた頃、

とある哲学カフェの団体の主宰者さんとお話しした際

「私もコミュニケーションが苦手。

でも、哲学カフェだと話せる」

と仰っていました。

 

とは言っても初参加の方はそれなりに緊張なさるでしょうが、

一回ご参加くだされば杞憂だったと思っていただける…はず。

 

最後までこの記事を読んで頂けた方、ありがとうございました。