初参加のハードルについて、私の哲学カフェ初参加の時
※この記事は2018/10/7(日)の哲学カフェ以前に書かれたものです。
「哲学…難しそう。」
「興味はあるけど、そんな大したことしゃべれないし…」
「レベルの高い話について行けなかったら…」
などとお考えの方へ。
私も似たようなことを考えていました、
初参加の時は。
そのような方のために、私が初めて「哲学カフェ」へ参加した時の経験を
少しだけお話しします。
私が初めて参加したのは、
神戸で開かれた哲学カフェ。
(当時、大阪に滞在してました。その話は後日。)
その時の哲学カフェはNSD(ネオ・ソクラティック・ダイアローグ)という形式を
とるもので、
テーマは「生と死のつながり」でした。
ネットの告知を見てビビる私。
「え、エヌ…エスディ?」
「『生と死のつながり』…?なに、その壮大なテーマ…」
もっと参加しやすそうな時に出席したい…
でも、直近で他にイベントがない…
などと告知のwebページを10回ぐらい見直して、
1週間ぐらいグダグダ悩んでいました。
で…出した結論。
「神戸観光の‘ついで’に行こう!」
もし、話に全くついていけなくても、
まぁ観光が楽しければ、交通費は無駄にならないだろう、と考えました。
で、午前中は神戸観光を楽しみ、
(その時撮った写真、神戸港のポートタワー)
緊張しながら会場へ。
その会場も全面ガラス張りの立派な高層ビルで、なんかやたらと感じる威圧感…。
さて、行った結果どうだったかというと…
全然話についていけず、泣きながら帰りました…。
…な訳ない!!
全然大丈夫でした。
むしろ10回以上参加したてつがくカフェの中で、 一番参加しやすかった位です。
何故かというと、
そもそもてつがくカフェでは、 「専門用語の使用‘禁止’」というルールがあり
「参加者の皆さんに伝わるような日常の言葉遣いで話す」ということが
求められるからです。
しかも、哲学を専門に学んだ、と思しき方は特にいらっしゃらず
皆さんほとんど私と同じ‘哲学の門外漢‘という方々でした。
さらに言えば、別に‘話さなくてもいい’のです。
参加者の方の中には、特に自分では発言せず、
他の方の話を聞いてあれこれ一人で考えてみる、という仕方で関わる方も
いらっしゃいます。
とか言いつつ、私は初参加ながらガンガン発言しまくって、
楽しんで帰りました。
日常のおしゃべりの中では
「こんなこと話しても、受け止めてもらえないだろうな…」
などと思い溜め込んでいる考えや思いを吐き出せた。
しかも、それをちゃんと聞いていただけたという充足感でいっぱいでした。
以上です。
私と同様に、二の足を踏んでいらっしゃる方も
「とりあえず、pono books&timeと言うお店に行ってみよう」
「まずは、皆さんのお話を聞いてみよう」
位の気持ちで参加していただければ。
最後になりましたが、ツイッターでつぶやいてます。
ブログよりも、こっちの更新の方が頻繁なので、興味のある方はご覧ください。