そもそも「比べる」とは…第4回「いわて哲学カフェ」のレポート
4回目の開催となりました。
簡単ですが「いわて哲学カフェ」のレポートです。
今回の開催場所は盛岡市大通のPamplemousseさん。
告知の際にも触れましたが、
どのテーブルにも‘アヒル’が乗っている、
その他にも何か色々乗っている(絵本、地球儀、おもちゃetc.)
という面白い喫茶店。
また、様々な種類のテーブルやレトロな椅子が置いてありました。
(確認してませんが、同じものはなかったような?)
今回参加頂いたのは7名の方々。
内、初参加の方は4名でした。
喫茶店での開催なので、それぞれ飲み物等ご注文頂いた上での
対話でした。
対話の途中でサーブされたパンケーキには山形の
クリームが盛られており、
それが「…機械の故障?」と思うほどの量で印象的だったのですが、
それはさて置き。
いつもの如く、対話の詳細については立ち入りませんが、
それだと参加したことの無い方にはいつまでたっても
「哲学対話」の雰囲気が伝わらないため
以下で、対話冒頭での参加者の方の発言、
特に‘問い立て’に関するものだけ軽く触れておきます。
(以下は、主催者の記憶と解釈に基づきます。
他の参加者の方とは一致しないかもしれません。
この点に関しては以下を参照して下さい☟
記念すべき第一回目… 2,018/10/07「いわて哲学カフェ」のレポート - てつがくカフェinMORIOKA)
もちろん、物理的に全部書き起こすとなればブログ運営者が…
という理由もありますが)
まず、「そもそも、『比べる』のは悪いことなのか?」という問いから
対話スタート。
続いて、今回のテーマ(=「なぜ人と自分を比べてしまうのか」)は
何を問いかけているのか、ということが問題とされました。
(ちなみに、「問い自体を問う」という事は
哲学にとって大切なプロセスとの事
by大阪で参加した哲学カフェの主催者さん)
そこから「『比べる』ってどういう事なのか」という論点で話が進み、
「『比べる』は、『評価』と結びついている。
そこからネガティブなイメージが生まれるのではないか」
「人間に特有の事なのか?動物は比較しないのだろうか」
「『比べる』ことで生じる『劣等感』自体、
そもそも『悪いこと』と言い切れるだろうか」
などと言った発言がありました。
対話が終わった後やアンケートで、進行の仕方に関するご指摘
(進行役も意見を言って良いのでは、等)も頂きましたが、
それについては別記事で触れたいと思いますので、
また後日。
次回の日程は…ちょっとまだわかりません。
もし参加したことがないけど興味はある、
という方いらっしゃいましたら
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以上、「哲学カフェ」のレポートでした。
最後までお読みいただけた方、ありがとうございました。